健康解析学講座

薬剤疫学分野 / デジタルヘルス学講座

English

教育・募集

教室が提供するセミナー・イベント

神戸市・医師、薬剤師向けセミナー
「臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる」

目標

アカデミア・医療機関と企業とを戦略的に繋ぎ、“死の谷”克服にチャレンジできる指導的臨床研究家(医師・薬剤師)を育てること

内容

臨床研究や疫学研究を実施するための入門編として、論文の批判的吟味、医療現場での疑問を研究可能な形式にするためのブラッシュアップのためのグループワーク、考えるべきポイントの学習のほか、実際に臨床研究を実施されている若手研究者からのミニレクチャーなどを1日の講義・グループワークで行います。応用編として、合宿形式で「あなたのClinical QuestionをResearch Questionにしませんか?」というテーマでのグループワークなどを行います。
具体的には、臨床現場で疑問に思う事、こんな内容に関して研究を始めようと思っていても、自分のClinical Questionをどのように形にしたらいいか分からない、研究デザインの立て方、データの扱い方、解析の仕方など、課題は多い。参加者の方々御自身のClinical Questionを募集し、そのClinical Questionを参加者同士で議論し合いながら、Research Questionの形にしていくことを最終的な目標としています。その議論の中で、検討が必要なポイントについて講師からの解説を受け、講義をまじえながら、臨床研究に必要な知識、手法等を学ぶ機会です。

対象

臨床研究に興味のある医師・看護師・薬剤師などの方

主催・お問い合わせ

公益財団法人 先端医療振興財団 http://www.ibri-kobe.org/

セミナー・イベント/開催日時・場所 概要
第6回公開セミナー
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -スタンダード/アドバンスト 共通コース(第2回)』

<開催日>2015年10月17日

<開催場所>
神戸臨床研究情報センター 第2・3研修室

<参加人数>18名
(医師:8名、歯科医師:3名、薬剤師:3名、その他:4名 ※うち「2名」がアドバンスト)

■主なプログラム内容

<講義>「研究計画と情報収集」

<ワークショップ>「研究デザインの立案」

<ワークショップ>「論文の批判的吟味」

<講義>「生物統計集中講義」

<参加者の研究相談>

第5回公開セミナー
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -スタンダードコース(第1回)-』
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -アドバンストコース(第1回)-』

<開催日>2015年6月21日

<開催場所> 先端医療センター4階 研修室

<参加人数>
スタンダードコース:23名
(医師:4名、歯科医師:6名、薬剤師:12名、CRC:1名)
アドバンストコース:4名
(医師:3名、歯科医師:1名)

■主なプログラム内容

□スタンダードコース

<講義>「PICO/PECOについて」

<ワークショップ>「研究デザインの立案」

テーマ①:時間外受診の急性心筋梗塞は予後が悪い?
テーマ②:アルツハイマー病にビタミンEは有効か?

<ワークショップ>「論文の批判的吟味」

□アドバンストコース

<講義>「生物統計集中講義」

<討論>「参加者の研究相談」

※質疑応答込みの25分/1人で、受講者自身の研究内容を

第4回公開セミナー
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -臨床現場の疑問を研究の形にしよう-』

<開催日>2015年3月1日

<開催場所>
神戸臨床研究情報センター(TRI) 第2・3研修室

<参加人数> 37名
(医師:13名、歯科医師:6名、薬剤師:16名、CRC1名、その他:1名)

■主なプログラム内容

<講義>「PICO/PECOについて」

<ワークショップ1>
(あなたのClinical QuestionをResearch Questionへ)

<ワークショップ2>(Research Questionから実際の研究へ)

<講義>
「エクセルデータの提示とデータの集め方などのエクセル講義」
「生物統計集中講義」
「臨床研究の基礎知識」
「臨床試験に必要なプロジェクトマネージメント機能」
「臨床研究の最近の動向」
「医師のキャリアパス」

※取り扱ったワークショップテーマ
(全て有力リピーターから募集したテーマで構成)
①重症外傷患者に対するFibrinogen補充は、生命予後を改善するか?
②サイナスリフトにおける上顎洞粘膜の肥厚と手術リスクとの関連性について
③NPPV(非侵襲的陽圧換気療法)の使用意義に関する研究
④内服薬をやめるタイミングは?

第2回秋季合宿
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -秋季合宿』

<開催日>2014年10月4日~5日

<開催場所>
しあわせの村
神戸市北区山田町下谷上字中一里山14-1

<参加人数> 16名
(医師:6名、歯科医師:5名、薬剤師:4名、その他:1名)

■主なプログラム内容

<講義>「臨床研究の計画と情報収集」
<ワークショップ>「論文の批判的吟味」
<講義>
「臨床研究者のキャリアパス」
「レギュレーション戦略」

<グループワーク>
「臨床研究の計画」:(テーマ:腰痛に対してアセトアミノフェンは果たして効果がある?
・介入研究(テーマ:睡眠時間の少ない子供は肥満になるか?)
・観察研究

<講義>「生物統計集中講義」

第3回公開セミナー
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -論文の批判的吟味から研究の骨子立案まで-』

<開催日>2014年5月24日

<開催場所>先端医療センター4階 研修室

<参加人数> 37名
(医師:9名、歯科医師:2名、薬剤師:24名、その他:2名)

■主なプログラム内容

<ワークショップ>
「論文の批判的吟味」

・観察研究
(テーマ:通常診療時間外の急性心筋梗塞は死亡率が高い?)

・介入研究
(テーマ:アルツハイマー病にビタミンEは有効か?)

<ショートレクチャー>
「PICO/PECOについて」

第2回公開セミナー
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -皆さんの疑問にお答えします-』

<開催日>2014年2月16日

<開催場所>  先端医療センター4階 研修室

<参加人数> 33名
(医師:11名、薬剤師:12名、CRC:4名、その他:6名)

■主なプログラム内容

<グループワーク1>
4つのテーマ(スタチンの費用対効果 等)から1つを選択

<講義>
「生物統計学入門」
「臨床研究・臨床試験・治験etc.」
「臨床試験の流れ、信頼性の担保、情報の収集」
「臨床研究の構想 - clinical questionをPICO/PECOにする方法-」

<グループワーク2>
班員の持つclinical questionから1つを選び、PICO/PECOに。
(テーマ:重症ループス腎炎へのステロイドパルスとの従来治療法との比較 など)

第1回秋季合宿
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -秋季合宿』

<開催日>平成25年10月5~6日

<開催場所>
しあわせの村
神戸市北区山田町下谷上字中一里山14-1

<参加人数>18名
(医師5名 薬剤師7名 歯科医師4名 その他2名)

■主なプログラム内容

<受講者の持ち込みによる仮想プロトコールの検討>

<講義>
「クリニカルクエスチョンの立て方」
「臨床研究と医薬・医療機器開発-レギュレーションの観点から-」
「行政の立場から:臨床研究の実施への期待」

<グループワーク>
「レプチン開発-ブリッジング試験-」

<講義>
「研究計画時の情報収集(どこに、何が、どこまで書かれているか)」

<グループワーク>
「低フォスターゼ症について-薬物供給、安全性評価」

<講義>
「プロペンシティスコアによる交絡調整」

第1回公開セミナー
『臨床研究を実施する医師・薬剤師になってみる -神戸セミナー-』

<開催日>2013年7月27日

<開催場所> (公財)先端医療振興財団

<参加人数> 28名
(医師:10名 薬剤師:14名 その他4名)

■主なプログラム内容

<ワークショップ>
各グループで以下テーマから1つを選択
・糖尿病における食事療法
・がん検診ガイドラインの検証
・閉塞性動脈硬化症に対するbFGFの適応
・放射線治療機器の適応拡大
(開発型トランスレーショナルリサーチ)

< レクチャー>
「研究の計画と情報収集」
「生物統計家からみた各テーマの論点」